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タンザニアの動植物


チンパンジーと共に歩む人生
チンパンジー

チンパンジー

タンザニア西部、ブルンジとの国境に近いゴンベの森を中心に、野生チンパンジーの研究に40年以上もの歳月を捧げてきた女性霊長類学者がいる。 1960年にチンパンジーの研究を始めた時、彼女自身この研究はせいぜい3年程度だろうと思っていた。しかし彼女は一頭一頭に名前をつけて忍耐深く個性を観察した結果、菜食と考えられていたチンパンジーが肉を食べること、道具を製作すること、政治的な戦争を起こすこと、薬草を知っていることなどの様々な事実を発表して霊長類の研究に大きな改革をもたらした。
そして現在、彼女の活動はチンパンジー達の生態研究にとどまらず、飼育下のチンパンジーの待遇改善や植林などの環境整備にも及んでいる。霊長類学者のほとんどが、彼女に影響を受けたという。あまりにも有名になった彼女は諸活動や会議、講演などに追われてフィールドワークの時間が確保できなくなってきている。それでも彼女はチンパンジーと共にする生活を今なお続けている。何故、彼女は人生をチンパンジーに捧げたのか?彼女は「チンパンジーの孤児に会ってその絶望に満ちた目を見れば、たいていの人は見捨ててはおけないでしょう。」とコメントしている。



セレンゲティ国立公園
セレンゲティ国立公園

セレンゲティ国立公園

14,763平方キロの総面積を誇り、ケニア側のマサイマラ自然保護区と繋がるセレンゲティ国立公園はマサイ族語の「果てしなく広がる草原」の名のとおりタンザニア最大、かつ最も人気のある国立公園だ。木の少ない広大なサバンナは動物達で溢れかえり、食料を求めて移動を繰り返している。セレンゲティには200万頭ものヌーが生息しており、草食獣の頂点に立つと同時に多くの肉食獣の生活をも支えていると考えられている。セレンゲティではこのヌーを主役とし、自然の大イベントが行われている。
ヌーとシマウマは年に2回、より良い食料を求めて大移動を繰り返す。1,500kmにも及ぶというこの大移動は最長2ヶ月にも渡って行われ、途中力尽きたヌーを求めてライオンやハイエナなどの肉食獣も移動し、ワニやハゲワシなども集まってくる。セレンゲティはライオンの個体数の多さでも有名であるが、その行動パターンを研究するために多くのライオンに発信機がとり付けられている。チーターやキリンの多さ、また熱気球からのサファリでも人気が高い。



ンゴロンゴロ自然保護区
ンゴロンゴロ自然保護区

ンゴロンゴロ自然保護区

「巨大な穴」を意味するンゴロンゴロ。ンゴロンゴロ自然保護区内にあるンゴロンゴロクレーターは世界でも最大級のカルデラであり、野生動物の多さでもアフリカ有数だ。直径約20kmのクレーター内の植生は豊かでサバンナや湿地帯、森林や湖、塩湖などが広がる。外界に出るには急な斜面を上らなければならない地形であること、またクレーター内は年間を通して水と緑に恵まれていることも手伝い、このクレーター内に定住している動物も多いとみられる。
その結果動物の密度が濃くなり、他の公園や自然保護区に比べて比較的容易に動物達を見ることができるサファリ天国だ。クレーター内にはドイツ入植者の小屋が今も残るものの現在は人は住んでおらず、マサイ族は周辺地域で放牧を行っている。クレーター内部位には通年4WDが必要だが、特に4月より5月にかけての雨期には道が悪くなり、アクセス困難となる。保護区の外れにはアウストラロピテクス・ボイセイが発見され世界中の注目を集めたオルドバイ渓谷がある。

このページは、タンザニアに関するテレビ・CM・新聞・雑誌等の取材コーディネイトとタンザニアで行われる展示会、スポーツ・文化イベントのコーディネイトを通じて得た情報を配信しています。是非、観光やビジネスなどの際に役立てて下さい。

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