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アフリカの動植物


ビッグ・ファイブ
ライオン

ゾウ

ヒョウ

サイ

バッファロー

ハンティングの際に最も危険であり、トロフィーとして珍重されることから、ライオン・ゾウ・ヒョウ・サイ・バッファローはビッグ・ファイブと呼ばれる。南アフリカの紙幣にはビッグ・ファイブが描かれており、国民にもなじみの深い動物となっている。サファリの際には動物が興奮しないように派手な色・柄の服は避けること。また動物はサファリカーやボートを1つの個体として認識するといわれるので車やボートに乗っている限りは安全だが、サファリ中はレンジャーやガイドに従うこと。許可無しに車やボートの席で立ち上がったり、車から降りたりすることは大変危険でもあり、動物を驚かせてしまうことにもなる。

*ライオン
ライオンはかつて、オーストラリアと南極を除く全大陸で人間と生態系の頂点を争っていた。しかし今では、野生のライオンが生息するのはアフリカとインドのみ。アフリカではサハラ以南のサバンナに広く分布するが、生息地の縮小と分裂により個体数は減りつづけている。ライオンの社会はプライドと呼ばれる群れが基本となっており、群れ単位の縄張りを持つ。古くから各民族の民話に多く登場することからも人々との関わりの深さがうかがわれ、東アフリカのマサイのように、単身で槍を用いてライオンを倒すことにより初めて一人前の成人と認められる風習も持つ民族もいる。

*ゾウ
アフリカゾウは、東・中央・南部アフリカのサバンナに生息するサバンナゾウ(ヤブゾウ)と西・中央アフリカの森林に生息する小型のマルミミゾウの2種類に分類されている。指状突起がある鼻の先で小さな物もつまめる、巨大な耳の裏側には大血管がとおり、耳を動かすことによって体温を放熱するなど、独特な生態機能を持つ。牙は上顎の門歯が巨大化したもので、2歳頃に生え始め、一生伸び続ける。世界最大の象牙は、長さ3.1メートル、重さは102.7KGもあったという。象牙は古くから彫刻品やピアノの鍵盤などとして珍重され、象牙目当てに乱獲されてきたが、一部の地域ではその数は増えてきている。

*ヒョウ
アフリカのほぼ全域からアラビア半島、アジアシベリア南東部まで分布し、ネコ科中最も広い分布生きを持つ。環境への適応力が高く、森林、山地、サバンナ、荒地、砂漠にも適応し、キリマンジャロの標高5,600mの地点でも捕獲されている。主に夜行性で、木登り・泳ぎも得意。非常に用心深く、単独で行動するこの優秀なハンターは、獲物に忍び寄って噛み殺す。美しい毛皮のために密猟が盛んで、個体数は年々減少している。

*黒サイ/白サイ
サイ類は始新世以来、四肢が長くスマートなもの、高速能力を持つ種を含めて多用な種を排出してきたが、その大部分が絶滅した。現在はアジアに3種、アフリカに2種類生息するのみだが、個体数は少ない。角が漢方薬として高額で取引されるために、密猟が絶えないことも大きな原因だ。体色は黒サイ・白サイとも、似たようなグレー。黒・白とは色ではなく、オランダ語で幅広いを意味するワイト(WIJD)がなまってホワイトになり、これに対して一方の種がブラックと名付けられたという。草を食べるのに適した広く四角張った口を持つものが白サイ、木の葉を食むのに適した尖った口先を持つものが黒サイである。

*バッファロー
アフリカ産の偶蹄目ウシ科で、アフリカスイギュウ・クロスイギュウと呼ばれる種と、アカスイギュウと呼ばれる種がある。クロスイギュウは時には体重1,200kgにも達する。低地から標高3,000mまでのサバンナに雄をリーダーとする群れで生活し、乾期には数百・数千の大群にもなる。一方、熱帯アフリカの森林に住むアカスイギュウは一対か小群で生活し、体重は最大で500kg程度。両者の中間型があるために、亜種であるという意見もある。



奇妙な木・バオバブ
バオバブ

最もアフリカらしい景色を撮るために欠かせない木、バオバブ。「星の王子さま」にも登場するこの木は乾燥した地域で生き抜くために、異様に太い幹に水分を蓄えるという独自の進化を遂げた植物。マダガスカル原産のバオバブはアフリカ大陸の他、オーストラリア北部においても見られる。果肉は酸味があり、食用、飲料用とされる。種子も食べられるが、油をとったり数珠繋ぎにして土器の表面を磨くこともある。若葉は多量のミネラル分を含み、各部が様々な民間薬として利用されている。このように生活において活用されているバオバブではあるが、その特異な姿に昔からアフリカの人々は畏れを抱いていたようだ。バオバブを「悪魔の宿る木」とし、バオバブを切ると祟りに遭うと信じている部族も多い。彼らの畑にはバオバブが切られることなく残っている。またアフリカ各地に伝わる古い神話には、次のようなものがある。「神が怒った時、木を引っこ抜いて地面に逆さに叩きつけた。以来その木は根を天に向けたまま育つようになった。」



アリ塚とアフリカンチョコレート
アリ塚

アリ

マーケットに、土塊が並んでいる。聞いてみると妊婦がこの土を食べるそうだ。昔から妊娠すると蟻塚の土を食べ続け、中毒症状のようになるアフリカ人女性たちがいたという。多くの人々は彼女たちは気が触れたのだと考えていたが、近年の調査により蟻塚の土には驚くべき量のミネラル分が含まれていることがわかった。動物達、特にカルシウムやリン酸塩の不十分な土地の象なども蟻塚の土を食べるという。またオオトカゲは、大きな蟻塚を作るマルコターメスという種のシロアリの巣に卵を置くという。このシロアリは死んで腐ったものしか食べない習性を持っており、オオトカゲの卵が食べられてしまうことはないそうだ。
オオトカゲは蟻塚に卵を置き、帰っていく。シロアリ達が知らないうちに卵は育ち、孵化した後はオオトカゲの子供の食料となるわけだ。また、蟻塚では非常に良く作られた換気装置が働いており、内部は卵の孵化に最適な気温である37度前後に保たれているそうだ。また蟻塚の土は良く固まることから、レンガとして利用されてもいる。また蟻塚の周辺は炭素・窒素・リン・カリウム・カルシウムを多く含んでおり、植物がよく育成するといわれる。このために裸地のなかでシロアリの塚だけに植物が密生している特殊な植生が見られる地域もある。現在、白アリはアフリカの森林再生に重要な役割を果たしているともいわれている。

このページは、アフリカ諸国に関するテレビ・CM・新聞・雑誌等の取材コーディネイトとアフリカ諸国で行われる展示会、スポーツ・文化イベントのコーディネイトを通じて得た情報を配信しています。是非、観光やビジネスなどの際に役立てて下さい。

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